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足首の捻挫についての授業(国際自然環境アウトドア専門学校)

クライミングで多い足首の捻挫

捻挫は初期対応が予後を決めると行っても過言ではありません。

ジムや外岩で捻挫をしてしまった時、骨折なのか捻挫なのかの簡易判別方法

オタワ足関節ルール

  1. 腓骨遠位端(外果)より6cmまでの後方に圧痛がある
  2. 脛骨遠位端(内果)より6cmまでの後方に圧痛がある
  3. 第5中足骨基部に圧痛がある
  4. 舟状骨に圧痛がある
  5. 歩行の可否(受傷直後に4歩以上歩くことが出来たか)

の5つのうち、1つでも当てはまるものがあれば骨折を疑いレントゲンを撮影します。

オタワ足関節ルール(Ottawa Ankle Rules)の適応は18歳以上とされています。18歳未満の子供は症状と受傷機転から考えてレントゲンを考慮した方がいいとされています。

知っていても、実際圧痛の場所を抑えれないと意味がないという事で、授業では実際に触り、場所を確認します。

Rest,Ice,Compression,ElevationのRICE、圧迫固定のフリーバンテージの巻き方を実習し、みなさんできるようになりました。