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SELFCARE BLOG

開脚ワークショップ

開脚ワークショップ

参加者10名

柔軟性を向上したいが、やり方がわからない。

自分流でやっていたけど変わらない。との声をよく聞きましたので、院内で開脚ワークショップを始める事にしました。

目標は3ヶ月で160°開脚で肘を床につける。

 

開脚に必要な要素

◇骨盤の動作習得

◇背骨の前後、側屈、回旋動作

◇股関節のヒンジー動作、内外旋動作、外転

◇肩甲骨の動作改善

◇手首、足首の捻れ改善

ただ内股を無理やり広げるだけのストレッチは筋肉を損傷したり、逆効果の場合もあります。

今回の基本編では、現状の開脚、お尻歩きのセルフチェック、カエルポーズ、ハードルポーズでのROM。

次回までの2週間での宿題として、4つの体操を指導しました。

2週間後が楽しみですねー!!

2回目は応用編です。股関節と連動して肩甲骨の動きや背骨の動きもプラスした体操を行います。

 

 

4月の募集は3月27日から開始します。

 

CLIMBER AID PITのLINE@を登録し、LINE@から応募してください。

最初の1ヶ月(2回)は無料です。

 

少しでも多くの方に参加して頂きたい為、1ヶ月目は無料で行います。

1回目に基本編、2回目に応用編を行います!!

 

その2回で覚えて、自分でやるもよし、自分でできない方は、2ヶ月目以降の参加もよし!!

柔軟性を向上し、今まで出来なかった、苦手だったムーブを克服しましょう!!

股関節の動作改善により、腰や膝の痛み改善にも繋がります。

 

2ヶ月目以降の参加費は一回500円×2になります。

 

 

 

 

ワークショップのお知らせ

3月から院内ワークショップはじめます!!

なんとClimberAidPitのLINE@登録で、参加費無料
ClimberAidPitサポートアスリートの亀山選手みたいに開脚できるようになりませんか?!
目標:3ヶ月で開脚して肘を床につける
毎月第2、第4火曜日 21:00〜21:40

 

LINE@の登録はこちらから
https://line.me/R/ti/p/%40krp2892w
またはLINEの友達検索から@c-a-pで検索してください。

 

私は開脚はできましたが、床に肘が全くつきませんでしたが、つくようになりました。
私が開脚前屈できるようになった方法を一緒にやり苦手を克服しましょう!!
開脚して肘を床につけるためには、股関節を無理やり開くだけではできません。
肩甲骨も背骨も骨盤も動かします。
色々な関節を色々な方向に動かします!!
クライマーの方はレスト日に一緒にやりましょう!!
クライミングをしていない一般の方も参加可能です。

 

一回だけの参加でもOK!!
3ヶ月続けての参加もOK!!
動きやすい格好で来てください。

 

年齢や性別は問いません。
3月の日程
3月12日(火)、26日(火)
21:00〜21:40
持ち物:ヨガマット(あればご持参ください)、タオル、飲み物
定員:10名程度
場所:CLIMBER AID PIT(岐阜県瑞穂市別府1529−1)
申し込みが多い場合はお断りする場合がありますので、ご了承ください。

 

やってはいるが変わらない、やり方があっているか知りたい、股関節が硬い自負がある方、開脚前屈ができるようになりたい、柔軟性を向上したい、故障を予防したい方が周りにいれば、シェアをしていただき皆さんで楽しくワークショップを行いましょう!!
【拡散希望】
 

なんといっても、LINE@登録で参加費は無料です!!
この機会を逃す手はないですよ!!!

申し込み:CAPのLINE@を登録しLINE@から
3月ワークショップ参加希望、希望日時、お名前、年齢をご記入していただきLINE@からお申し込みください。
https://line.me/R/ti/p/%40krp2892w
またはLINEの友達検索から@c-a-pで検索してください。

クライマーの『パキる』について

1、輪状滑車(A1~A5)の部分断裂、完全断裂

輪状滑車とは、腱、腱鞘を押さえているバンドの役割をしている組織

ネッター解剖学アトラス第4版より引用

 

2、前腕屈筋群の肉離れ

3、腱の損傷、断裂:断裂した場合、指を自分で動かす事ができない

当院では上記3点を大きく『パキる』として考えています。

『パキる』といっても損傷する箇所が違いますので、施術の内容や治癒期間が違います。

 

 

中でも一番多く、クライマーの中で『パキる』といわれてる輪状滑車の損傷について

Q、なぜクライマーは輪状滑車にストレスがかかりパキるのか?! 

A、弓弦力(ゆずるりょく)

外在屈筋(主に浅指屈筋、深指屈筋)の強い収縮力は腱を関節の回転軸から引き離す、腱を浮き上がるようなベクトルの力が加わる腱の弓弦、bowstringingと呼ばれ現象が生じる。

 筋骨格系キネシオロジー原著第3版より

 

屈筋の輪状滑車(A1~A5)は腱の浮き上がりを防ぐという特に重要な役割をもつため、カチ持ちや握り込むホールディングで負荷がかかり、(クライマーは特にA2に負担がかかると言われている)微細な損傷の繰り返しによる炎症、または急激な力による部分的な断裂、完全断裂を起こす

gikusa.blogspot.comより転載

 

【パキリ予備軍】

第2関節の下の骨(基節骨)の腹側を押さえて痛みがある方、ホールドが当たると痛い方は、A2の慢性的な炎症が考えられますので、要注意です。

そのまま続けているとバネ指になったり、パキる可能性が考えられますので、早めにご相談ください。

 

◇パキってしまった方の症状:パキっと聞こえた(POP音)、痛みで曲げれないが一応指は曲がる、じっとしてても痛い、患部が熱っぽい、患部を押さえると強い痛みがある。

 

登りでの対処方法:カチ持ちや握り込むホールディングはA2に負担がかかるので、比較的A2に負担がかかりにくいオープンで持つ。

第2関節(PIP)を曲げて登ることで、A2への負担(結弦力)が増加するため、できる限り第2関節は伸ばし、引っ掛けてホールドをもつオープンの練習をオススメします。

A2の負担を少しでも減らすという意味で、ホワイトテープを第2関節の下(A2)に巻き腱の浮き上がるのを押さえる。

 

 

日頃のセルフケア:前腕の筋肉、手や指の筋を緩める

指セルフケア①

指セルフケア②

指セルフケア③

 

◇パキってしまった後の対処:まず即登りを中断する。炎症を抑えるためにアイシングをする。

その後自分で判断しずに、専門家に診てもらう。

痛みが少し引いたからといってすぐに登らない。

痛みを我慢して今まで通り登っていると、痛みは引きません。

 

故障をした時は、自分の登りや動作、可動域、体のケアについて見直すいい機会だと思います。

 

パキる方は、指や前腕の筋緊張はもちろんですが、首や肩、肩甲帯、体幹の筋緊張、筋疲労が高い方が多いです。指から背中や胸など筋膜はつなっがています。

日頃から体のメンテナンスや疲労が溜まった際のリカバリーをしっかり行いましょう!!

 

リカバリーする事で、怪我の予防、さらにはパフォーマンスもアップにも繋がります。

CAP式クライマーケアの基準!〜これができなければケアが必要〜

伸び悩んでいる、苦手な動きがある方は、メンテナンスで現状を打破していきましょう!!

下記項目が以前は出来ていたけど、最近できなくなった方は要注意です!!

シェアやフォローしていただき、周りのクライマー仲間と一緒にチェックしてみてください!!

【CAP式クライマーケアの基準~上半身編~】

これができなければケアが必要!!

1、肩を前から上げて、腰をそらさずに耳まで上がる

2、肘を90度曲げて、外転(外に開く)その際に外転60度以下で肩が上がらない

3、体の後ろで合掌ができる

4、体の後ろで左右ともに手が組める

動画はCLIMBER AID PITのinstagramでチェックしてください!!

全てできれば、OKです!!

しかし、一つでも出来なければ、登っている際に、腰など体の他の部位で代償動作が起きています。肩甲骨や肩関節の可動域が悪い事で、肘や指の負担が増します。

 

上記項目ができない方は、今よりもっとケアに重点を置き、未然に怪我や故障を予防していきましょう。

また、前は出来ていたけど、最近は出来なくなった方は、要注意です。

以前より柔軟性が低下し、疲労が溜まっています。

クライミングは多様な動きが要求されます。

肩甲骨、胸椎、股関節、足関節の柔軟性は必要です。

今は痛みが出なくても、今後指や肩、腰、股関節に痛みが出る可能性があります。

怪我や故障があると思うように登れなくなります。

長くクライミングを続けて行くためにも、ケアをしっかりおこないましょう!!

 

クライマー肩関節の症例

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クライマー症例〜肩関節〜
ハリボテの課題やボリュームのあるホールドを使った課題が多いため、このような事は誰にでも起こりえますので、クライマーの皆さん参考にしてください。

44歳男性 RP2級

ボリュームのあるホールドを、右手でおさえた際に右頸部〜肩甲骨に痛みが走った。
違和感があったが、ジム遠征だったため無理して、そのまま登っていた。首を回旋させると徐々に痛みが出てきた。

約1週間後、AMの仕事中は肩が上がっていたが、PMから急に上がらなくなった。可動域は動画の通りです。
いつもお世話になっている岐阜のスポーツドクターへ御高診依頼
MRIにて腱板損傷は無し、肩関節周囲炎、頸部を痛めた事から右肩甲上神経の損傷疑いがあるとの診断を頂きました。
経過見て改善なき場合は、総合病院の紹介の必要あり。

CAPでの改善までの流れ
週1回で5回+自宅での運動指導、1ヶ月後から施術+院内でのTRXを使ったリハビリ。2ヶ月後施術を継続しながら、ジムでのトラバース、7、8級、3ヶ月後ルーフ、バルジ以外で3級程度登れるようになりました。

現在は、月1回の定期メンテナンス。
故障前より体が動けて登りやすいとの事です!!
その内治るだろうと、1ヶ月以上放置していたら、登るまでにはもっと時間がかかったと思います。痛いから動かさない、動かさないから、動かなくなる。という負のスパイラルに陥ります。

早めに受診していただけたので、肩関節周囲炎の中でも早期に改善しクライミングに復帰できたと思います。

結果論にすぎませんが、登っていて痛めたと感じた際に、無理して登らなければこのようになっていなかった可能性もあります。
そこの状況判断、引き際は、今後長くクライミングをして行くためには必要不可欠です。

登っていて、怪我や故障をしてしまうのは、プロや競技者から一般のクライマーでも誰でもありえます。しかし、日頃からのケアやメンテナンスを心がけることで、故障をする確率は減らせます。

故障をしてしまうと、長期間登れなくなります。
痛みがなくても、筋肉がいつも張っている方、筋肉の緊張が取れない方は、今よりケアやメンテナンスを心がけて未然に防げる怪我や故障を少しでも減らしましょう。

肩の上がりが悪い、捻ると違和感がある、股関節の可動域が悪い方は、メンテナンスをお勧めします。
※個人差や症状により、全ての方に当てはまるわけではありません。
ご了承ください。
※動画は本人の承諾を得て掲載しています。